大人の苦手対策教室:“複数のことを同時に進められない”
やらなきゃいけないことがいくつもあるのに、全部が中途半端で、 あれもこれも結局何も終わらないんです。


もしかしたら、たくさんのことに手を出し過ぎているのかも。
複数のことを一度に処理しようとすると、脳が混乱してしまって、かえって効率が落ちることがありますよ。
仕事や家事など、複数の作業を一度にしてしまいたいことがありますよね。特に仕事では周囲の人が周りの人が複数のことを同時にこなしていると、「自分もやらなければ」と感じやすくなります。 ただ、これにも向き不向きがあり、上手くいかないことも。。。そんなときは、次のような進め方を試してみてください。
複数のやるべきことへの対策
(1)メモで手順を「見える化」
手順をメモに書いておくと、途中で別の作業が入っても元々していた作業に戻りやすくなります。
例えば、書類を作っている途中で会議に呼ばれたとします。戻ってきたとき、メモを見れば「どこまでやっていたか」がすぐに思い出せます。
終わったところにチェックを入れるなどしておくと、進み具合がより確認しやすくなります。
(2)1つずつ完了させる
やることがたくさんあると、いろんな作業に手を出してしまいがちです。 1つずつ行う方が早いか、複数を同時に進める方が早いかは人それぞれ。
1つことにしっかり集中して行う方が完了までが早い場合もあります。また時間がかかることに取り組む場合には あらかじめ「とりあえずここまで」という区切りを作っておくと進めやすくなります。
(3)作業は細かく分ける
複数のやるべきことは細かく分けて考えましょう。
細かく分けることでやるべきことが整理され、次にやるべきことが見えやすくなります。
また小さな作業を1つずつ終えることで「できた!」という達成感が得られ、やる気もアップします。
まとめ
- メモで手順を「見える化」
- 1つずつ作業を終わらせる
- 作業を小さく分けて進める

マルチタスクは難しい。慣れるまでは一つずつやっていきましょう。